かぜのシーズン到来
10月に入り気温・湿度も低下し、かぜにかかりやすい季節になりました。私たちの暮らしの中で一番身近な病気ですが、油断してこじらせると重くなってしまうこともあります。今回はかぜに関する情報と予防法についてご紹介いたします
かぜの原因
かぜの原因となるウイルスの種類は、200種類以上もあるといわれています。その中でもインフルエンザウイルスは主に冬に流行し、発熱・咳・関節の痛みなどの症状も重いのが特徴です。冬だけでなく、夏に活発に活動するウイルスもあるため、季節を問わず私たちはかぜにかかる可能性があります。
■主なかぜウイルスの種類と症状
| ウイルス | 活発な時期 | 主な症状 |
| インフルエンザウイルス | 12月~2月 | インフルエンザ、上気道炎 |
| パラインフルエンザウイルス | 5月~6月 | 鼻炎、気管支炎など |
| アデノウイルス | 7月~9月 | 咽頭炎、気管支炎、のどかぜなど |
| ライノウイルス | 9月~11月 | 鼻かぜ |
| エンテロウイルス | 5月~9月 | 鼻かぜ |
| マイコプラズマ | 11月~4月 | 異型肺炎 |
| 急性腸炎ウイルス(ロタウイルス、腸管アデノウイルスなど) | 11月~4月 | 下痢症、胃腸炎など |
かぜの対処法
【安静にして睡眠は十分に】
「かぜを引いたかな?」と思ったら早めに対処しましょう。引き始めの適切な処置が大切です。特にかぜをひいたときは、体力を消耗しないように十分な睡眠をとるよう心がけましょう。
【食事は消化のよいものを】
かぜで熱があがったり、下痢をしているときはどうしても食欲がなくなりがちです。しかしこんなときこそ、栄養を十分に取って体力をつけることが大切です。消化がよくて体が温まるものを食べ、タンパク質やビタミンなどの栄養を補給しましょう。
【入浴は控えましょう】
入浴は意外に体力を消耗します。かぜをひいてるときは控えましょう。特に寒気や熱が38度近くあるときは禁物です。熱が下がったあとも、2,3日は控えたほうがいいでしょう。
【汗をかいたらこまめに着替えを】
熱が高いときは大量の汗が出ます。汗をかいたままにしておくと、体がますます冷やされて、体力を余計に消耗してしまいます。汗をかいたら下着やパジャマをこまめに取替え、保温を心がけましょう。
【早めに薬の服用を】
かぜを治すポイントは、何といっても早めの手当て。寒気を感じたり、のどが痛み出したら早めに薬を服用しましょう。
かぜ薬の種類と使い方
一口にかぜといっても、現れる症状はさまざまです。店頭でよく相談して、自分の症状にあった薬を使用するようにしましょう。
①総合感冒薬
熱、のどの痛み、鼻水、せきなどのかぜに伴うさまざまな症状を緩和してくれます。かぜの初期~中期に適した薬です。
②鎮咳・去痰薬
せきを鎮め、痰の排泄を容易にしてくれます。熱はないがせきが出る、痰が絡むなどの症状に適した薬です。
③鼻炎薬
つらい鼻水、鼻づまりの症状を楽にしてくれます。熱、せきはないが鼻水が出るなどの症状に適した薬です。
④解熱・鎮痛剤
発熱、頭痛などの症状を楽にしてくれます。せきや鼻水などの症状がない場合に適した薬です。
一般のかぜ薬は、かぜの原因となるウイルスを直接攻撃するものではなく、かぜに伴う症状を抑えるものです。かぜの対処法と合わせて用いることで初期のかぜなら治まることもあります。かぜをひいてしまったら、正しく薬を飲んでからだを休めることが大切です。また、薬は使用上の注意をよく読んで正しく服用しましょう。
かぜを予防するには・・・
かぜの原因は、そのほとんどがウイルスによるものです。感染を防ぐには人と接触しなければいいのですが、世間と全く隔離した極端な生活は不可能だと思います。できるだけ感染しない為には日頃から予防を心がけましょう。身近なことでできるかぜの予防法についてまとめました。
①人ごみを避け、外出時にはマスクを着用しましょう。
②うがい・手洗いをこまめにしましょう。
③部屋の適切な湿度を保ちましょう。(60%前後)
④十分な睡眠、休養、栄養をとりましょう。