水虫の多くは白癬(はくせん)菌という一種 のカビ(真菌) によって生じる感染症です。白癬菌はカビの一種です。高温多湿を好み、ケラチンという皮膚のタンパクを栄養源とするため、足の裏、足の指の間などが白癬菌にとって最も住みやすい場所になります。
水虫は大きく次の3種類に分けられます。
- ①趾間(しかん)型→指と指の間の皮がむけ、湿潤し白くふやけて亀裂・びらん状態になります。特に第4趾間に発症しやすいです。
- ②小水疱型→2番目に多いのは、足の裏や側面など毛の生えていない皮膚の厚い部分に出来る水虫です。その名の通り水疱が集まって出来ています。かゆみの強いのが特徴です。
- ③角化型(角質増殖型)→足の裏から足のふち間でガサガサして角質が厚く硬くなり、ボロボロと皮がむけたり、かかとがひび割れてあかぎれのようになったりします。
具体的な治療薬
最近の水虫薬に配合されている成分(テルビナフィン、ブテナフィン、ラノコナゾール)は医療用に開発されたものです。白癬菌に強い抗菌力を発揮し、角質への浸透力が高いといわれています。
足の洗い方
足の指の間をゴシゴシ洗うと、皮膚が傷付いてしまいます。白癬菌は通常、24時間程度付着しないと感染しません。
しかし、皮膚が傷付いていると、約12時間で感染してしまいます。
お風呂で足を洗う時は、石鹸をつけた手で優しく洗うようにしましょう。木酢・竹酢液を混合したお湯を使いますと、尚効果的です。
(2010.05 薬剤師 小川)